『節約』が『片づかない』に！節約したい人が溜め込みやすいもの3つ

毎月毎月値上げのニュースを耳にするようになりました。

日々の生活の中で『節約』を意識する人も増えていいます。
節約をすること自体は良いことですが、そのやり方を間違えると家に物を増やしてしまうということになりかねません。

節約したい人が溜め込みやすいもの3つ

節約をしたい！と思って安い時に買ったり、使った後ももったいないからと取っておいたりすることはあるでしょう。

でも、これら3つは行きすぎると片づかない原因になりやすいのです。

レジ袋・紙袋

レジ袋はゴミを捨てたり、濡れたものを持ち運んだりなにかと便利なものです。

ですが数年前までは無料で貰えていたものが有料化したこともあり、あると便利だけれど「わざわざ買う」ことに抵抗を感じる人も少なくありません。

先日整理収納サービスにご訪問したお客様のところはキッチンのすみにレジ袋が押し込まれた段ボールがありました。確かにキッチンではあったら便利なアイテムです。

が、寝室には同じようなレジ袋がパンパンに詰まった段ボールが2箱、階段下の収納庫にも1箱！

「保育園のオムツ用の袋にレジ袋は必須なんです」と、なんと段ボール4箱分のレジ袋をおもちでした。

 有料化になるとわかってから親戚にも声をかけ一生懸命集めていたそうで、せっかく集めたのだから、これは処分したくないから収納方法を考えて欲しい、と頼まれました。

お気持ちはわかるのですが家の中のスペースには限りがありますし、無料で集めたレジ袋をお金をかけて片付ける・・・のもちょっと本末転倒気味。

お子様の年齢も上がりオムツもそろそろ外れそうなので、量を減らすことをご提案しました。

たりなくなったとしても100円ショップなどで購入できます。

保存容器

自分の好みで買いそろえたもの、実家からおかずをもらってきたときのもの、なんとなく増えていく保存容器。気がつくと「こんなにたくさんあった！」という経験はありませんか？

これもまた「使えるから」と手放しにくいものですが、それを保管するスペースにも限りがあるし、たくさん重ねてギュウギュウに押し込むと使いにくく、結局よく使っているものは限られた数種類だけではありませんか？

そもそも保存容器のほとんどは冷蔵庫で使うものです。

ということは冷蔵庫に入りきるだけの量が保存容器の適正量。

食品の量にジャストフィットするものを使う必要はなく、大きな容器に少しだけ入れてもいいし、1つの容器に入りきらないなら2つに分けたっていい。

足りない時はお皿にラップをかけてもいい。

まずはフタがないもの、逆にフタだけあって本体がないものをチェック！そして汚れている、傷がついている、など劣化したものを取り除きつつお気に入りの使いやすい保存容器を選抜してみてください。

ストック、備蓄品など、まとめ買いをしたもの

値上げ直前、その品物がセール品になっている事もよくあります。

せっかくだから値段が上がる前に！と多めに買ったりする事もあるでしょう。

でも節約したいと思って購入したのに、実は片づかない原因や無駄使いになってしまう場合もあります。

例えば、

• どうせ買うなら、少し高くてもおまけがもらえるものにしよう
• 1ダース買うともう1本ついているからまとめ買いしよう
• せっかくここまで点数を集めたのだから、期限までにもっと集めて景品をもらわなくちゃ

心当たりのある人もいるのでははいでしょうか？

そしてまとめ買いしたものが……

• まとめ買いしたものがストックの収納からはみ出ている
• 賞味期限内に食べきれず廃棄した
• 想定より多く買いだめして予算オーバーしてしまった

など、お得になるはずのおまけが、じつは浪費と片づかない原因になっていることも。

片づかない原因は『物が多すぎること』

紹介した3つのものは、取っておいたり買っておくこと自体が悪いのではありません。

収納できる量を超えた分を持ってしまうことが『片づかない家』にしてしまうのです。

家の収納量をちゃんと把握して、

• ここに入るだけ
• 1つ増えたら1つ処分
• ○月◯日に使う（決めても何度も使わなかったら処分を検討する）

など、自分なりのルールを決めておくといいですね。